【とよだクリニック脳トレ講座#1】旅行は、認知症を予防する最強のツール?

若い頃の旅行も、年を取ってから行く旅行も、いつ行っても、ワクワク楽しいですよね。

そんな楽しい旅行に、もし、認知症を予防する効果があったら、一石二鳥、言うことなし!ですよね。

旅行に認知症を予防する効果があるのか?
旅行と認知症の関係について、とよだクリニック院長にきいてみました。

旅行は、脳の老化を防ぐ最強のツール

先生いわく、旅行は、脳の老化を防ぐには、もってこい!のツールだそうですが、それは何故か?分かりやすく解説してもらいました。

旅行には、脳の老化を防ぐ効果が沢山!

Q:
先生は、「日本全国ご当地脳トレ」(脳トレ本)にしても、「Neurobics Puzzle」(海外向けスマホアプリ)にしても、制作する脳トレが、全部、旅をテーマにしたものになっていますが、何故、旅をテーマにした脳トレを制作されるのですか?

A:
えっ、いきなり、その質問ですか!
それは、旅行には、脳の働きを良くする要素が沢山あるからです。

Q:
旅行と脳にどんな関係があり、脳の働きが良くなるのか、詳しく説明してもらえますか?

A:
皆さん、遠い近いは別として、旅行に出かけられたことはありますよね。

旅行って、行くまでは、「どんな所なのだろう?」とか、「ここに行ってみたいなあ」「〇〇を食べてみたいなあ」とか、ワクワク気分で過ごしますよね。

そして、行った後も、「楽しかった」とか「〇〇は最高だった」とか、いろいろな思い出が心に残りますよね。

テレビで旅行番組を見ていても、知らない場所なら「行ってみたいなあ」とか「すごく素敵な場所だな」とかワクワクする感情が湧き出てきますし、行ったことのある場所なら「懐かしいなあ」と自分が行った時のことを思い出したりしますよね。

気持ちが高揚するワクワク感や懐かしい気持ちは、脳のセロトニンやドーパミンの分泌を盛んにする効果があるんです。

脳内セロトニンは幸せホルモン、ドーパミンは意欲を高めるホルモンですから、この2つが沢山分泌されると、脳の働きが高まり、頭の回転が良くなるんです。

だから、観光地とかご当地グルメとかについて学びながら脳トレすることは、なんとなく脳トレするよりも、ずーと効果的なんですよ!!

そして、脳の働きは、年齢とともに衰えてきますから、旅行することで、または、旅行気分を味わうことで、脳の働きを高めてあげることは、脳の老化を防ぎ、さらには、認知症を予防することにも繋がるんです。

で、旅にこだわって、脳トレ制作をしているってわけです。
まあ、個人的なこわだりですけどね。(笑)

Q:
なるほど。
旅行には、脳を活性化させて、脳機能の衰えを防ぐ効果があったのですね。
ちょっとビックリしました!!


旅行に行くこと、もしくは、旅行気分を味わうことが脳の老化を抑え、将来的な認知症を予防する
ということみたいですが、脳の老化が認知症の原因ということなのですかね?

そのあたりも、せっかくなので、聞いてみましょう。

認知症の原因は、脳の老化!?

脳の老化が認知症の発症リスクを高めてしまうのなら、脳の老化はいつ頃から始まるのか?気になるところですよね。
脳の老化時期も含め、いつ頃から認知症予防対策をしていく必要があるのか説明してもらいました。

脳の老化は、20歳から起こる!

Q:
先生、そうすると、認知症は、脳の老化が原因ということですか?

A:
はい。
脳の老化は、認知症なるリスクを高める要因の1つです。
その証拠に、認知症になる人の割合は、年齢とともに増えていきます。

年齢ごとの認知症の人の数

65~69歳:50人に1~2人
70~74歳:25人に1人
75~79歳:10人に1~2人
80~84歳:5人に1人
85歳以上 :2人に1人

どうです?
とくに、75歳からは、一気に増加しているのがわかりますよね。

Q:
なら、旅行は、年を取ってから行く方が効果的なのですか?

A:
そうきましたか!

認知症は、症状が出るまでに最低でも20年はかかりますし、脳の老化は、20歳を過ぎれば、始まりますから、年を取ってから旅行に行けば、OKなんて考えは、ちょっと間違ってますね。

Q:
ええ!脳の老化は、20歳から?

A:
そうですよ。

20歳を過ぎれば、脳細胞(脳の神経繊維)が減少し始め、30歳を過ぎる頃からは、脳のゴミであるアミロイドβも溜まり始め、アミロイドβの集まりである老人斑もできてきますよ。

アミロイドβは、ご存知、認知症の原因物質の1つですよね。

だから、脳の老化は、認知症のリスク因子と言われているわけです。

つまり、脳の老化を防ぐことが認知症になるリスクを減らす1つの策ですから、認知症を予防するためには、40代50代の頃に、積極的に旅行に行くのが良いかと思いますよ。

もちろん、年を取ってから旅行に行くのも、脳の老化を進行させないために重要ですけどね。

Q:
先生、今日は、どうもありがとうございました。

生命保険会社のアンケートによれば、なりたくない病気1位は「認知症」

将来、認知症にならないために、まだまだ認知症なんて無縁!な年代から、将来を見越した早めの対策をとっていってほしいですね。

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